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信州大学経営大学院&イノベーション研究・支援センター 

フードビジネス・フォーラム
「高揚する日欧の食育運動と
      フード企業の先進対応事例」




セミナーの概要


■日時:2006年7月11日(火)14:00〜16:30
■会場:信州大学若里キャンパス UFO5階交流室
■講演:
  
「高揚する日欧の食育運動」 
  
荒牧 麻子
  
(NPO国際食文化研究所理事長・管理栄養士・食卓プロデューサー)
■報告:
  食育運動とフード企業の先進対応事例
  @
「日本マクドナルドの実践事例」 岩崎 優
     
(日本マクドナルド梶@コーポレート・リレーション本部CSR部長)
  A
「カルビーの実践事例」 麦田 裕之氏 
     
(カルビー梶@広報室)

■コーディネーター:茂木 信太郎教授(経営大学院)
 


信州大学経営大学院・本年度の「フードビジネス・フォーラム」が7月11日開催されました。
新聞等に「食育」の文字が載ることの多い昨今ですが、日本での取り組みの現況を知ることが今回のねらいです。当日会場は満員となり、首都圏より参加される方もおられ、テーマに対する関心の高さが伺われました。

講演いただいた荒牧麻子氏は管理栄養士として、「食」をテーマに国際的にも活躍されておられます。日本では「栄養教諭」の登場などもあり、ここ数年でようやく「食育」の認知度が上がってきましたが、欧州、特にフランスでは10数年前から始まった運動で、多くの成果を出しています。食の安全性・また自給率など日本の抱える食の問題が山積みの中、食物に対する意識をより高めていくためのヒントをいただきました。

次に、食育に取り組む企業より報告がありました。日本マクドナルドでは、HP「食育の時間」を開設、またカルビーは、「スナックスクール」として、両社とも実際に小学校に社員を派遣し、栄養の知識とバランスのよい食べ方の指導を行っています。体に悪いとされるジャンクフード・スナックも、適量を守り健康的に「楽しんで」食べてもらいたいと強調されていました。

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